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団体バスツアーの添乗員ってどんなお仕事なの?

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こんにちは♪  山田です。

秋の行楽シーズン到来ですね。

ついこの前まで
”暑い!暑い!”なんて言っていたのに

過ごしやすい時期になって,
あっという間に”寒い!!”って
なるんでしょうね。

季節の移り変わりは早いものです。

これからは、気候的にも観光旅行に
出かけるには良い季節です。

いろいろと計画を立てられている方も
いらっしゃるでしょうね。

皆さんは、バスツアーに
参加されたことはありますか?

果物狩りや、温泉などの日帰りツアーは
今でも流行っています。

東京の「はとバス」もそうですね。

北海道や九州などへ行く飛行機を使った
バスツアーも、一時期のような
賑わいはなくなりましたが、

いまでも各旅行会社が競ってツアーを
企画し、パンフレットを作成して
参加者を募集します。

そして、そのバスツアーには
根強いファンも存在します。

毎年、季節ごとにいろんな方面のツアーに
参加されたり、
温泉ツアー専門に参加される方がいたり。

楽しみにされている方が多いようですね。

そんなバスツアーですが、
団体でバス移動しますから、
バスガイドさんは必須です。

旅行中、バスの中での観光案内は
もちろんのこと、
何かと身の回りのお世話をしてくれます。

バスツアーには
なくてはならない存在ですね。

皆さんも、旅行の思い出に
バスガイドさんの姿は、記憶に
焼きつくのではないでしょうか。

一方、ツアーには主催旅行会社から
添乗員も同行します。

ツアーコンダクター(TC)とも
言いますね。

お客様から見ていると、バスガイドほど
仕事をしている雰囲気が感じられないと
思うんですが、いったいどんな仕事を
しているんでしょうね。



添乗員はハードなお仕事!?

確かにバスツアーとなると、
表立って活躍するのはバスガイドで、
添乗員は、その陰にいるっていう
感じがしますね。

でも、
添乗員もいろいろとやることが多くて
結構忙しんですよ。

プランによって多少違いはありますが、
例えば北海道1泊2日の
バスツアーの流れはこんな感じです。

・空港の集合場所にいち早く行って、
 参加者が集合してくるのを待つ。

・参加者が集まってきたら、
 名簿を確認して航空券を渡す。

・集合時間になっても来ない参加者には
 携帯電話で確認する。

・全員集まったら参加者を集め、
 自己紹介とツアーの説明をして
 飛行機まで誘導。

・飛行機に乗ったら、全員揃っているか
 人数確認。

・飛行中は、到着以降の行程を確認。

・到着したら再度人数確認しバスへ誘導。

・素早く運転手・バスガイドと打ち合せ。

・観光地で入場料がかかるところには、
 真先に窓口に行き、支払いをする。

・常に旗を持って参加者をまとめ、
 目的地に誘導する。
 (フリー行動の場合は、時間を決め
 集合場所で待機)

・食事場所に着いたら人数を
 お店に報告し、参加者を席へ誘導。
 (基本、添乗員とバスガイド、
 運転手は別の場所で食事する)

・バス移動中も、常に次の行動と時間を
 確認。

・ホテル到着後、全員分のチェックイン
 をして、部屋のキーをグループごとに
 渡す。

・食事会場や大浴場などの場所の説明と
 翌日の集合時間などを説明し、
 部屋へ誘導。

・夕食会場では、先に待機して参加者を
 誘導。
 (宴会がある場合は、宴会場の
 お手伝い)

・参加者の食事が済んだ後は、
 ホテルロビーで8時まで待機。
 (私の会社は8時まででした。)

・翌日利用する観光施設やレストラン
 などに予約確認。

・翌日のバスの座席割。
 (バスの座席は毎日変わります。)

・翌朝、朝食会場で待機、誘導。

・部屋のキーをまとめて、
 フロントで支払い。

・バスが到着したらバスへ誘導し出発。

一例ではありますが、
ザっとこんな感じです。

これは1日の流れですが、
2泊3日、3泊4日のツアーですと、
飛行機部分を除いてこれの繰り返しです。

添乗員は旅程管理の義務がありますので、
とにかく時間の管理と施設や
食事場所などの予約確認、人数確認を
常に行わないといけなわけです。

旅行中だけではありません。

添乗員は、自分が添乗員を務めると
決まった時から、
前日まで念入りに確認作業をします。

とくに前日は、バス会社や宿泊施設、
観光施設や食事するレストラン、
食堂に最終確認ですね。

人数や到着時間などを
報告するわけです。

それが終わったら、
各施設に支払うためのクーポンを
切ったり、
自分の持ち物を確認したりと、
これでもかというくらい確認するんです。

当日、忘れ物なんかしたら
しゃれになりませんからね。

ちなみに私のいた会社では、
”ツアー旗”、”腕章”、”ネームバッヂ”、
添乗員としてこれだけは
絶対忘れてはいけないものでしたね。

会社の”顔”ですから当然なんですけど。

でも、
しつこいくらい確認したにもかかわらず、
どうしても忘れ物してくヤツって
いるんですね。

一度、社員で旗を忘れていったヤツがいて、
私が羽田空港まで届けにいったことも
ありました。

出発便が午後の便だからよかったですけど、
朝一番の便だったらどうなっていたことか。



派遣会社の添乗員は優秀?

添乗員にも、大きく分けて2通りあります。

1つは、企画したツアー会社の社員が、
添乗員として同行する場合です

これはパンフレットのツアーや、
自分で企画した企業の慰安旅行や
研修旅行などが多いですね。

こういったツアーは、自分の会社、
または自分自身が企画したツアーですから
思い入れがありますし、

知り尽くしたプランということも
ありますので、
お客様に対しても事細かく親切丁寧に
対応してくれます。

旅行中、そのツアー(主催会社)の良さ、
特徴などをアピールしていくんです。

次の旅行も
”またうちのツアーに参加してください!”
という思いを込めて。

一方、会社が企画した主催ツアーでも、
添乗員派遣会社に依頼する場合があります。

こういった添乗専門の会社には、
添乗員を生業としている方もいれば、
学生アルバイトも所属しています。

派遣された添乗員は、主催会社から
”行程指示書”というものを渡されます。

こういった派遣添乗員は、
いろんな主催会社のツアーで添乗員を
任されますので、

そのツアー独自の特徴なども
詳しく知りませんし、
特別な思い入れもありません。

自分のやり方で、
指示通り淡々と添乗業務をこなすといった
感じですね。

とは言え、
手を抜くわけではありませんよ。

こういった
添乗員を専門にやっている方の中には、
結構ベテランさんもいて
お客様の評判が高い方も結構いるんです。

そういう方って、主催会社社員よりも
観光地に詳しくて、手慣れた感じで
お客様と接しますから当然かもしれませんね。

『また、〇〇さんの
添乗するツアーに参加したい』

なんて、アンケートに書いてあることも
よくあるんです。

主催会社としても、
そいった人材は常にツアーに
着けたいんですが、

評判のいい添乗員って、
どの主催会社も欲しいので人気が
高いんですよね。

指名しても、すでに違う会社の
ツアーに入ってるなんてことは
よくあることでした。

しかも、派遣会社の派遣代って
結構高いんですよ。

経費面でもばかにならないんです。

ひとり当たり2万円、3万円の利益がでた
全盛期なら全然問題ないことですが、
利益の薄い今の時代ですと、
派遣添乗員を使うのも考えものです。

大手会社ならまだしも、
中小の企画会社ですとできるだけ経費は
抑えたいですからね。

いい添乗員はつけたいが、
お金はかけたくない。

難しいところです。



添乗員のお小遣い稼ぎ

添乗員さんも、旅行中は
実によく働くのですが、
たまに、こういった添乗員もいます。

お土産屋さんと癒着(?)している
添乗員です。
(言葉が適切ではないかもしれません。)

これは派遣添乗員に限らず、
旅行会社社員だっているみたいでしたよ。

簡単にいうと、添乗員がそのお店に
お客様を連れていくと、
”キックバック”が貰えると
言うことです。

バスツアーには、お土産を買うための
スケジュールは組んでいるのですが、

だいたいは食事場所とか観光地とかで、
そのついでにっていう感じで
案内しますし、もちろん強制はしません。

ですから、
お土産を買う方もいれば買わない方も
いるわけです。

ところが、
特定のお店と癒着している添乗員は、
そのお店に連れていき、

「お土産はここでしか買えませんよ~」

みたいな感じで
お客様をうまく誘導していくんですね。

そして半強制的にお土産を
買わせるわけです。

半強制的といっても、

『買えー!』

とか言って押し売りをするわけでは
ありませんよ。

例えば、
海産物や農産物を売るお店であれば、

「今朝、取れたばかりのー」

とか、

「ほかの店より大きくて安いー」

みたいに、言葉巧みに誘導していく
わけですね。

お客様をその気にさせてしまうんですよ。

一種の”催眠商法”でしょうかね。

実際は、ほかの店でも
同じようなものは売っていますし、
そのお店が特別なわけではないのです。

そして、添乗員はお店からいくらの
お金を貰うわけですよ。

いくら貰うのかはわかりませんが、
噂ではお客様一人につき1,000円とか
聞いたことがありますね。

真偽の程は分かりませんが、
もし、そうだとするなら

例えば30名の団体を連れて行けば、
1,000円×30名で30,000円です。

そんなツアーが、月に5,6本もあれば
結構な金額になりますよね。

そうやって、
お小遣い稼ぎしている添乗員も
いたみたいです。

これはあくまでも、
私が現役だったバブル全盛期の
90年代の話ですから、

こういうことも結構あったんですけど、
今は時代が違います。

恐らくお店側も実際そんなことができる
余裕はないでしょうね。

ツアーに参加されたお客様が、
買いたいものを買う分には
何の問題もありませんが、

このようなことで、実際
気分を慨されるお客様
いらっしゃいます。

もし、参加したツアーの添乗員が
無理に買わせるような
人物だったとしても、

買う気がないのであれば
絶対買わないことが大事ですね。

そして、ツアー終了後でもいいので、
主催会社に直接クレームをつけたり、
アンケートに書いたりするのが
いいと思います。

主催会社がちゃんとしたところなら、
事実関係を調べて
説明やお詫びの連絡があるでしょうから。

派遣添乗員であれば、
二度と使うことはないでしょうし、
自社社員であれば
何らかの処分が下るでしょう。




●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇●〇

せっかくバスツアーに
参加したのですから、
思いっきり楽しまなければ損です。

旅行中にイヤな思いなんて
したくないですよね。

添乗員って、
そのためにいると言っても
過言ではありません。

旅行中の不満や意見を聞いては、
より良い方法で解決する、
お客様を陰で支えていく存在です。

部活動で言えば、
マネージャー的な役割かもしれませんね。

旅行中は、いつでも明るく
元気で動き回らなければいけませんし、
ずっと気を張って頑張ってます。

皆さんがもし、
団体ツアーに参加され、満足できる
旅行であったなら、

お別の時に一言、

『楽しかった』

と言ってあげてくださいね。

その一言が、添乗員にはものすごく
励みになりますから。

参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。

以上、山田でした。



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