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旅行業界の課題は”時間と気持ちの余裕”!?

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こんにちは♪ 山田です。

毎日、暑い日が続きますが
皆さんは夏バテしていませんか?

お盆休みも近づいて、お出かけする方は
準備に忙しいかもしれませんね。

かつて、私の勤めた旅行会社でも、
この時期は休み前の慌ただしさから、
一旦落ち着く頃でしたね。

予約したお客様が旅行している間は、
社内も比較的静かになるんです。

かと言って、旅行は先の分もどんどん
入ってくるわけですから、”暇だぁ~”
ってことはないんですけどね。

残業も当たり前のようにやってましたし。

旅行業界に限らず、サービス残業や
休日出勤などの問題を抱えている
企業は相変わらず多いみたいです。

最近では、労働時間に関して
うるさくなってきてますので、
各企業の勤務体制も
多少見直されてきてるのかも
しれませんけどね。

そこで今回、労働環境について、
ちょっと感じたことがあったので、
少し触れますね。





旅行業界は”ブラック”?

電通や国立競技場作業員の
”過労自殺”
ニュースで話題になりましたね。

このような”事件”が表にでると、
一般にはわからない企業の実態と
いうものが明らかになります。

そして、その企業がどんなに
実績を上げていて、
世間的に良いイメージが
あるとしても、

一気に『ブラック企業』という
レッテルを貼られてしまうんですね。

でも、どうしてそんなに
残業しなければいけないので
しょうか?

そりゃ、一言では言えないいろいろな
要因はあるでしょうが、
単純に考えると人手不足なんですね。

コスト削減、薄利多売。

企業は従業員一人に
一人以上の仕事量を課しているって
ことでしょうね。

売上は上がらないのに、
仕事量は増えるわけですから
当たり前に残業が200時間なんて
企業も増えるはずです。

しかも、お給料は増えないのに。

そういう企業を世間では、
”ブラック企業”と呼ぶんでしょうね。

そして、おそらく旅行業界も
その一つでしょう。

私の経験で恐縮ですが、旅行会社で
どのような仕事をやっていたか、
ざっと説明させていただきますね。

私は北海道担当の予約受付も
担当していましたから、
日常業務は朝から夜まで
ほとんど電話やメール対応の接客が
ほとんどです。

電話が鳴れば、
お客様からの問い合わせや予約の対応、
その合間を縫ってメールを読み、
空席確認や予約の確保をしてから回答。

その繰り返しですね。

なかにはクレームや、イレギュラーな
問い合わせもありますから、
対応に時間もかかります。

その間も、メールや電話は次々と
ひっきりなしに来るわけですから、
もう必死です。

そんなことが受付時間終了まで
続くんです。

ここまでだけでも、
なんとなく慌ただしさが
伝わるんじゃないでしょうか?

でも、本番はここからなんですよ。

受付時間終了後は、
今日の予約のチケット発券や
行程表作成、発送準備などの
作業をこなします。

大手旅行会社では、
こういう作業は分担制になっている
ようですが、中小の会社では
自分でやらなければいけません。

それが終わってから、
やっと自分の仕事を始められるんです。

新しいコース作りや、サイトの
手直しなどが待っているわけです。

気がつけば終電ギリギリで、
慌てて駅まで走って帰る、
そんな毎日ですね。

もちろん終わらなければ
徹夜もありますし、
休日出勤もしますから、
そんな日々が続けば
心身共に疲れてしまいます。

これは余談ですが、
若いころは体力がありましたから
終電を諦めて、そんな時間からでも
同僚と飲みにいったりしましたね。

朝方会社に戻って、
仮眠してから営業時間を迎えるなんて、
しょっちゅうでした。

今考えると、なんとも無茶なことを
やってたもんです。

頑張りすぎる日本人?

怖いのは、人間って長い間同じことを
繰り返していると、それが当たり前に
なってしまうんですよね。

”こんなに仕事が溜まってしまうのは
自分の 要領が悪いから”

そんなふうに思っちゃうんですよ。

考え方が麻痺してくるんですね。

だから追いつこう、取り戻そうと
無理しちゃうんです。

旅行業界は、
めちゃくちゃ忙しい繁忙期もありますが
、比較的落ち着いた閑散期もあって、
メリハリが付けられましたから、
まだ良い方です。

でも、そうじゃない業界も
きっとたくさんあるでしょうね。

メリハリなく年中忙しいところ。

日本人って、
真面目で責任感の強い方が多いんです。

任された仕事は、
責任を全部背負ってしまい、
たとえ現状の能力では対応できない
ことであっても頑張り続けるんです。

頑張って、頑張って、
それでも頑張り切れなくて、

背負いきれなくなった結果
”自殺”というような最悪の事態を
招いたりするわけなんですね。

私のいた旅行会社の新入社員の中にも、
ちょっとノイローゼ気味になった人が
いました。

また、突然会社から逃げ出して
しまって、二度と帰ってこなかった
人もいました。

真面目さ故、気持ちが
いっぱいいっぱいだったんでしょうね。

どちらも、会社は辞めてしまいましたが、
それでも自殺してしまうよりは全然
ましです。



旅行会社は”夢を売る商売”です

労働法改正によって、
労働時間もかなり規制がかかるようです。

実際の施行は2019年かららしいのですが、
こと旅行業界においては、
これによって働き方が
どう変わっていくのか注目しています。

計画では、時間外労働時間を
『100時間を上限』という案が
明記されているとのことですが、
残業の多い業界で、果たして
対応できるものなのでしょうか?

私のように現役時代、
100時間、200時間は当たり前に
残業してきたものにはわかりません。

ただ、旅行業界においては、
比較的機械化することが容易な
分野だと思っています。

実際、予約業務や商品造成など、
一部機械化を取り入れて
人の手数を軽減している
旅行会社はありますが、

人手を増やさず、
労働時間を減らそうと思えば、
今以上にシステムを充実させること
くらいしか私には思い浮かびません。

機械に任せられるところは、
すべて任せられるように
もっと簡潔に取り入れていくしか
ないのかな?
と感じたりしています。

でも、もし残業時間を減らすことが
出来るのであれば、
業界にとって得るものは
大きいと思いますよ。

時間に余裕ができれば、
気持ちにも余裕ができますからね。

お客様への対応にも影響します。

本来、旅行の予約や問い合わせを
受けるときは、、
”お客様と一緒に旅行する”つもりで
対応することが理想です。

どこへ行って何をするか、

宿泊は?食事は?

自分が友達と旅行するときのように、
お客様の希望を交えながら、
一緒に考えてプランを立てていく
カタチですね。

そうした方が、お客様はもちろん、
売る側だって楽しいじゃないですか。

話をしているうちに、
アイデアもいろいろ出てきますし、
お互いやり取りしていく上で、
信頼関係も生まれてきます。

例えば、アスリートが、

”プレーを楽しみたい”

みたいなことを、最近よく耳にします。

私は、
”楽しまないといいプレーはできない”
という意味にとらえていますが

旅行も一緒ですね。

旅行を提案する側、売る側が楽しく
思わないと、
お客様には伝わらないですから。

旅行業界は学生にとっても憧れです。

現状がどうであれ、夢と希望を持って
旅行会社に就職したいと思っています。

そういった意味でも、労働者にとって
時間と気持ちに余裕をもたらし、
働くことが楽しいと思えるような
労働法改正であってほしいなと
願っています。

何かの参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。

以上、 山田でした。





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