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てるみくらぶ破綻!!渡航中旅行者への対応は??

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こんにちは♪ 山田です。

てるみくらぶの破たんは、あらゆる方向に
波紋が広がっていますね。

そのなかで、いまだ被害の真っ最中にいるのが
海外渡航中の旅行者です。

当初、韓国、台湾、ハワイ、ヨーロッパなど
38の国や地域に約2500人もの旅行者が
いるとの報道がされていました。

しかも、飛行機やホテルの予約が確保されているかも
わからず、自力で対処するようにとの発表に、
当事者ではなくても憤りを感じるものがありました。

実際、現地では、

宿泊先のパリのホテルで突然、フロントに呼び出され、
「旅行会社と連絡が取れませんので、宿泊代を
払ってください」と言われ、約7万円を支払わされた
旅行者がいました。

この旅行者は親子で参加していたのですが、突然の
知らせに、不安でその後も観光どころではなかった
とのことです。

ハワイのホテルに宿泊しましたが、やはり破綻により、
ツアー代金とは別に13万円の宿泊費を請求された
という夫婦も。

恐らく他にも、このようなことはたくさん起こって
いると想像できます。

航空座席に関しては、観光庁が国内外の航空会社に
対して、航空券発券済みの旅行者は、搭乗拒否しないよう、
国土交通省を通じて要請しているようです。

ただ、ホテルに関しては、
”宿泊費を払わないと宿泊させない”
とするホテルも多いようで、実際、前述したような
現地で支払う旅行者もいるのです。

でも、主催旅行会社が倒産したからと言って、
旅行者はホテルに対して、本当に宿泊費を払わなければ
いけないのでしょうか?

主催旅行会社は本来、商品に組み込むホテルとは
宿泊契約を結びます。

契約内容は、主催会社とホテルによって事情も条件も
違いますから、てるみくらぶが各ホテルとどのような
契約内容だったのかはかわりません。

もしかすると、

『主催会社が支払えなくなったら宿泊者から徴収してください。』
なんて文言が盛り込まれているのかもしれません。

でも、てるみくらぶは少なくても破綻するまでは、
各ホテルにある程度の送客実績があったでしょう。

恐らく後払い契約だっと思いますよ。

ちなみに後払いとは、その月の宿泊代金をまとめて
請求し、翌月や翌々月に主催会社より支払ってもらう
システムです。

ここからは私の考えですが、仮に主催会社が
倒産してしまった場合、その主催会社は債務者
となりますよね。

反対に、ホテル側は債権者になるわけです。

ということは、その後の権利に関する処理は、
債権者と債務者の間で行われるべきであり、
そこに旅行者を巻き込んではいけないと
思うんですよ。

ホテル側としては、
”どうせ主催会社からは代金徴収はできない”
という考えもあり、宿泊予定(または宿泊中)の
旅行者から徴収しようとするのでしょう。

その事情は分からなくもありません。

ただ、旅行者は旅先では弱い立場なんです。

ホテルに、”お金を払わなければ泊めません。”
と言われれば、従わざるを得ないんですよ。

特に日本人は、こういうことにはある程度
納得してしまうんです。

「私たちと同じように、ホテルも被害者なんだから」
というような、へんな理解を示しちゃうんです。

それに慣れない土地で、言葉も思うように
伝えられなければ、事を荒立てたくないし、
仕方がないと思うようになるんです。

ホテル側だって、その宿泊者が倒産した主催会社の
ツアーに参加していることは分かっているはずです。

非人道的だという人もいますね。

確かに、支払わなければ宿泊させてもらえないわけ
ですから、そういう意見も分かります。

ホテル側の立場もあるでしょうが、このような
緊急事態には、もう少し臨機応変に対応して
もらえないものでしょうかね?

実際、このような旅行者もいます。

「本日無事帰国しました。ハイアットリージェンシーの
チェックアウト時に宿泊代を支払ってほしいと言われましたが、
既にてるみくらぶは破産し、債権はホテル側にある為、
消費者と債権者が勝手に話し合い、消費者側が第三者弁済をする
ことは出来ない旨お伝えしたところ、では結構ですと言われました」

(Twitter てるみくらぶツアー終了さん)

交渉次第で、このような対応をしてくれるホテルも
あるわけです。

今回の宿泊者は、世界各国のホテルにいたでしょうから、
このような対応をしてくれるホテルは、ほんの一部なのかも
しれません。

だからこそ、こういう時のための対策を、今からでも
しっかりと作っていく必要があると思うんですよ。

これから出発する予定だった旅行者には、弁済制度
あります。(全額返済の保証はありませんが)

それと同じように、旅行中の旅行者がも安全に旅行し、
安全に帰ってこれる制度があれば、少なくても
破綻した旅行会社が、「自力でなんとかして」なんて
無責任な発言はないと思うんですよ。

例えば、”主催会社が倒産した時のための保険”をつくる
ことも、一つの手段でしょう。

要は、航空会社やホテルは、代金の保証があれば
いいわけです。

こういったものがあれば、仮に主催会社が突然倒産
したとしても、渡航中の旅行者が改めて代金を支払う
ことはなくなるわけです。

この場合、どこが窓口になるかが問題かもしれませんね。

普通に考えると、主催会社が窓口になるべきなんでしょうが、
倒産間際の旅行会社は、保険料さえも違う支払いに使って
しまうかもしれませんから危険ですね。

であれば、国や地方自治体が窓口になるというのも
ひとつの考え方です。

会社が倒産した場合、国や地方自治体が窓口になって一時的に
航空券代やホテル代を立替えるようなシステムです。

これは、渡航中の旅行者に限らず、旅行に行けない
旅行者に対しても、当然応用できますよね。

いま、私が簡単に思いつくものを上げただけですので
実際、法律的なこととか、実現にはいろいろと難しいものが
あるのかもしれません。

ただ、”何とかしようと思えばアイデアはいろいろでてくるでしょ?”
ということが言いたいだけなんですよ。

旅行者にとって、自分が参加しているツアー会社が
倒産しただけでも動揺してしまいます。

まして、すでに現地に入っいる旅行者は、
飛行機やホテルの予約がどうなっているかもわからない
なんて、

不安でしかなく、とても旅行を楽しむ気分には
ならないでしょう。

もしかすると、今後旅行をする気など起きなくなる
可能性だってあります。

いま旅行業界の経営状況は、どこもギリギリです。

特に『格安』を売りにしているところは、
いつ”てるみくらぶ”と同じ状況になっても
不思議ではないんです。

旅行者が、安心してツアーに参加できるよう、
観光庁や旅行業協会などでもかまいません。

どこかが中心となって音頭をとり、
早急に対策を打ち出すことを切に願います。

旅行者が、自分の参加しているツアーを
疑いながら旅行するなんて悲しいじゃないですか。

旅行って、楽しまなきゃいけないものなのですから。

最後までお読みいただきましてありがとうございます。

以上、山田でした。

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