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個人型ツアーは航空券だけあればいい!?

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こんにちは♪ 山田です。

2000年に入ってから、個人型ツアーが、
旅行のの主流になってきたました。

世の中は長きに渡る不景気の真只中、
旅行業界としても変革を余儀なく求められ、
価格競争の時代へと突入していくわけです。

パンフレットではなく、もはやチラシ?

かつては北海道パンフレットだけでも1冊30ページ以上は
あったものが、いつの間にか半分以下にまで減ってしまいました。

これはどこの主催会社も同じような感じだったと思います。

旅行業界全体、売れ行きが伸び悩んでいるといった雰囲気でしたね。

ところがある時期を境に、爆発的に売れる商品が生まれたんですよ。

それは何かと言いますと、なんと”チラシ”なんです。

A4サイズの1枚ッピラの旅行チラシですね。

どこの旅行会社が始めたのかは定かではないのですが、
私の会社で作ったのが、裏表1コースずつ、
”特別価格”だったか”格安ツアー”だったか、タイトルは忘れてしまいましたが、
当時としては考えられないくらいの低価格で販売したんですね。

私は北海道担当でしたので、最初が札幌宿泊のツアーチラシでした。

当時、通常に販売していた商品は、札幌1泊2日のコースでも、
30,000円以上
はしていました。

ところがこのチラシは27,000円くらいの価格だったと思います。
(ごめんなさい、はっきりした金額は忘れました。)

そのチラシを、各代理店に配って販売してもらうわけですよ。

みなさんも最寄りの旅行会社店舗に行ったり、前を通ったりしたことが
あると思いますのでご存知とは思いますが、店舗には必ずパンフレットケースが
あるんです。

店の前だったり、店の中の壁際にズラッとパンフレットが並んでいるんですが、
主催会社は、自社パンフレットをいい位置においてもらおうとがんばって
営業するんですね。

ところが、チラシってパンフレットケースに入れると
「フニャ~」ってなっちゃうんですよ。

上部が折れてお辞儀をしちゃうんですね。

私も営業で店舗を回る時も、そんなチラシの姿を見て、
「こりゃいかんなー」なんて思っていたんです。

そんな中、ある店舗を覗いた時、お店の方がパンフレットに紐を通して
パンフレットケースフレームの横にに吊るしてくれてたんですね。

場所も取らないですし、吊るされてるち意外に目立つんですよ。

来店されてるお客様も結構手に取ってくれてましたね。

それを見ていると「これは売れるんじゃない!?」って予感めいたものは
ありましたが、ズバリ的中でしたね。

店舗に出してもらって、数日もしないうちに爆発的に売れ出して、
予約業務は社員全員がてんてこ舞い!

急激な忙しさに嬉しい悲鳴をあげてました。

私自身、今では当たり前に使われている
”格安”って言葉を認識するようになったのは、恐らく
このころだったと思います。

たぶん世の中では、すでに使われていたとは思いますが・・・

そのようなこともあり、旅行業界も言葉は悪いですが、
”質より量”の時代に突入していったんですね。

でも誤解があるといけないので付け加えますと、いくら格安とは言え、
内容はそれまで販売していた”札幌ツアー”とほとんど変わりないですよ。

違いを強いて言えば、ホテルの朝食が付いていないことくらいでしょうかね。

”朝食を付ける場合は別料金”みたいな感じです。

今では当たり前のシステムですけど、当時は朝食付きが
普通でしたからね。

なぜそれほど安く出来たかといいますと、航空会社にしてもホテルにしても、
お客様不足が結構深刻だったんですよ。

卸値を下げてでも、空きを埋めたいっていう思いが根本なわけです。

私の会社を含めて、ツアー主催会社がこぞって
”チラシ”商品を作り出したんですね。

北海道、東北、中国、四国、北陸、九州、沖縄、飛行機が飛んでいる
すべての方面のチラシが代理店店舗に並ぶようになって行きました。

私の最寄の駅にある大手旅行会社では、
店舗の前に物干し竿で何十種類ものチラシを吊るしてましたよ。

とても目立っていたので、それを見たときには思わず笑ってしまいましたが、
それだけ売れていたんでしょうね。

エアオン業者とテストバイ

皆さんは、エアオンって聞いたことありますか?

AIR TICKET ONLY(エアチケットオンリー)の略語で、
パッケージツアーで扱うツアー航空券だけを販売するってことなんです。

国内パッケージツアーは、運送、宿泊施設等まとめて一括販売するものですので、
航空券だけを販売してはいけないというルールがあるんです。

これを破ってしまいますと、航空会社から厳しい罰則を与えられてしまうんですよ。

ところが近年インターネットの普及が急速に進んだこともあり、
エアオン業者と呼ばれる会社がたくさん出てきたわけなんです。

これらの会社は、自社サイトや旅行サイトにおいて、表向きはパッケージツアーを
販売しているように見せかけて、実は航空券のみ販売するんですね。

これがまた爆発的に売れるもんですから、各社競って格安合戦を展開するんですよ。

航空券だけほしいお客様にとっては、航空会社で航空券を買うよりは安いですし、
宿泊はいらないからパッケージツアーじゃもったいない気がします。

田舎に帰省する人とか、お友達の家に遊びに行くなんて人は、宿泊が必要ありませんから
とても都合がいい航空券なんですよ。

利用する側にとってはとてもいい時代になってきたんですが、
パッケージツアーを扱う会社として、エアオン業者は非常に迷惑な存在なわけですね。

業界から排除したいわけです。

そんなこともあり、最初のうちは黙認していた航空会社側も、
旅行会社からの度重なる訴えに動かざるを得なくなるわけです。

そこで航空会社は、時折”テストバイ”をという行動をとるんですよ。

テストバイとは、抜き打ちで航空会社の人が客になりすまして、エアオン業者から
航空券を購入する行為のことです。

その業者が、宿泊を付けずに販売したら、アウトですね。

そうやって、エアオン業者の不正を暴くわけです。

ネット上、安売りであまりにも目立ちすぎるエアオン業者は、、
狙われ、テストバイをされるんですよ。

当然エアオン販売が発覚してしまいますから、罰金などの制裁を受けるわけです。

場合によって、何百万円、何千万円の罰金を科せられたりします。

その結果、最悪倒産してしまったなんて業者も少なくはないんですよ。

テストバイよって目立ちすぎるエアオン業者は淘汰され、今では表立ってのエアオン販売は
少なくなっていると思います。

ただ、目まぐるしく変化していく業界でもありますから、
今後、ルールの裏をかく新たな販売方法が生まれてくるかもしれませんね。

でも今の時代、パッケージツアーだって相当安いですから、
仮に航空券だけ必要な場合であってもパッケージツアーを利用したほうが
いいですよ。

何故かと言いますと、パッケージツアーには特別保証(保険)も付いてますし、
旅行中、何かトラブルがあれば旅行会社が対応してくれますからね。

安心ですよ。

どうでしょう? お役に立てる情報だったでしょうか?

これからも、面白い情報があればどんどんご案内していきますね。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

以上、山田でした。

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