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パッケージツアーの料金

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こんにちは♪ 山田です。

パッケージツアーの料金は、どのように設定するんでしょう?

場合によっては往復航空券+宿泊1泊 の料金が、普通の片道航空券代より
安い場合があるんですよね。

なぜ?? どういう仕組みなの??

そもそもそんな安い料金で、旅行会社はやっていけるんですかね?

そんな疑問を持たれた方も至っしゃるんじゃないでしょうかね?

でも、ちゃんとやっていけるカラクリがあるんですよ。

パッケージツアー代金の内訳

ここで、札幌往復ツアー1泊2日を例に、旅行代金の中身を見ていきましょう。

<旅行内容>

飛行機          仕入値
往路 羽田 ー 新千歳  10,000円
復路 新千歳 ー 羽田  10,000円

宿泊           仕入値
札幌Aホテル1泊     3,500円
※仕入値は、旅行会社が航空会社や宿泊施設と交渉して、料金を決めますので
旅行会社によって異なります。

上記のような仕入値だったとしましょう。

ここから、売値(旅行代金)を決めるわけですが、まずは全部の金額を足して
合計をだします。

10、000円(往路便) +10、000円(復路便) + 3,500円(ホテル)

= 23,500円

この金額に手数料分 15% を上乗せします。

23,500円 + 15% = 27,025円

さらに雑費として、1,000円プラスします。

27,025円 + 1,000円 = 28,025円

この 28,025円 を丸い数字にして 28,100円

これを旅行代金としてもいいんですが、お客様が他社商品と比較した場合
この金額ですと、他社よりかなり高い金額になります。

なぜかと言いますと、飛行機代にはKB(キックバック)という
ものが含まれているんですよ。

KBについては後ほどご説明いたしますが、航空会社から後日支払われる
金額のことです。

このKB分をひとり当たり片道1,500円とすると、往復3,000円。

28,025円 ー 3,000円 = 25,025円

丸い数字にして、25,100円 を販売価格にするわけですね。

キックバックとは?

キックバックとは、航空会社からツアー主催会社に支払われるもので、
、飛行機を販売すろごとに”1席 ○○○円”という感じです。

KBの金額は、主催会社の販売額によっても違いますし、搭乗日、方面、便にによって
も違います。

ですから航空席をたくさん売ったいる会社は、条件も良くなるのはわかりますよね。、

しかし、売れば売った分だけ貰えるってわけではなくて、決められた期間に販売額、席数のノルマを課せられるんですよ。

例えば、KB金額が1席1,500円だったとして、4月1日~9月30日の期間に、
”10,000席 15,000,000円売ったください。”と航空会社からノルマを
課せられたとします。

この場合、期間中にこのノルマを達成できれば、1,500円 × 10,000席
15,000,000円が航空会社から主催会社へ支払われるわけです。

反対に達成できなかった場合、原則1円も支払われません。
15,000,000円はパーになるわけです。

当然主催旅行会社としては、この分も旅行代金に含めて値付けしているわけですから、
KBが貰えないとなると大赤字になっちゃうわけです。

これはある意味ギャンブルなんですよ。ノルマを達成できないリスクもありますから非常に怖いです。

まあ実際は、例えノルマが達成できなくても航空会社と旅行会社の間で、もっと細かい
契約を結んでいますし、旅行会社からお願いの交渉もできますから、全く支払われないと
いうことはないみたいですけどね。

そんな危険を冒しても、旅行会社は他社に負けないよう価格を安くしなければいけないですし、
そのためには、航空会社からできるだけいい条件のKB金額が欲しいわけです。

航空会社は航空会社で、ガラガラの飛行機の席を少しでも埋められるのなら、儲けは少なくても
売りたいんですよね。

ですから、いつもガラガラで飛ばす飛行機などは、KB金額が高かったりするんですよ。

主催会社はそういうKBの高い便を使って、ツアーを安く価格設定して販売するわけです。

そうやって、航空会社、旅行会社ともに努力して集客するわけなんですよ。

最低販売価格

先ほど大雑把ではありますが、旅行代金の出し方をご説明いたしました。

どの主催会社も格安競争に負けないよう力を注ぐわけですが、単純に他社より100円でも
安くすりゃ、どんどんお客が集まってくるんじゃない?って思いませんか?

確かにその傾向は顕著に出ますね。

自社の商品が、どうしても他社商品の料金ほど安くできないなんてことはよくある話で、
そういった商品は、ほとんど売れませんからね。

他社に、”料金が負けている”からですね。

じゃあ、”赤字覚悟で他社より料金を下げる”なんてことを考えたとします。

そうしたら他社はさらに料金を下げてくる。

そんな”底なし料金競争”も十分ありえますよね。
ところがそうはならないんですよ。

実は、パッケージツアーには、『最低販売価格<minimum tour price (MTP)>』というルールがあるんです。

例えば札幌ツアーが、24,800円を販売最低価格だとすると、
”この金額より安く売ってはいけません”っていう航空会社のルールなんですよ。

これは、時期や行き先によって違いますが、一度旅行サイトの安い順で見て見てください。
どこの旅行会社も最安値は同じ金額だと思います。

以前に、航空券だけ(AIR ON)で売ると罰則がありますよっていうご説明をしましたが
こちらも、最低販売価格より安く売ると厳しい罰則があります。

場合によっては航空会社から販売停止処分をくだされてしまいます。

お客様としたは価格が一緒なわけですから、ツアー内容や旅行会社の好き嫌い、申し込みの
しやすさなど独自の判断で決めることになりますね。

旅行を選ぶのに悩むのも、ひとつの楽しみですからね。

今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました。

パッケージツアーの料金に因んだことをご案内してきましたが、参考になったでしょうか?

今後も役に立てる情報をお送りしていきますので、ぜひお読みくださいね。

以上、山田でした。

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